こんにちは。naana パートナーの廣川です。
大分県立美術館で開催されている「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」にいってきました。
人類史上に輝く繁栄を誇った古代ローマ。日本人が深く関心をよせるものの一つがテルマエ(公共浴場)。
テルマエを愛した古代ローマの人々の生活が、とても身近に感じられました。
私も大好きなヤマザキマリ氏の漫画『テルマエ・ロマエ』の主人公ルシウスが、案内人となって古代ローマのテルマエとともに、日本の入浴文化も紹介していました。
テルマエは、「熱い」という意味のギリシャ語の「テルモス」に由来しているらしいです。広義には、古代ローマの公共浴場のことをテルマエと呼んでいました。
『テルマエ・ロマエ』の映画にも大規模な公共浴場が写しだされていましたね。
大規模ゆえに、水道の管理、維持に加えて大量の燃料と奴隷を必要としたために、浴場施設を維持することが難しかったようです。
このテルマエ展では、絵画、彫刻、考古遺物など、100点以上の作品や映像、模型などが展示されています。
学校の教科書で見たことのある大理石の彫刻、高価な装飾品の数々、とても見ごたえがあります。
私が思わず「えっ!これでからだを」と、びっくりした〔ストリギリス(肌かき器)〕も、見落としのないように。
お風呂屋さんの模型が素晴らしくて。長い間眺めておりましたら、
塀の上に猫を見つけました。同じように見ていた方と微笑みをかわしました。
かわいい猫ちゃん。探してみてください。
最後のルシウスのセリフのように
お風呂に、いえ、温泉に入りたくなりました。
みなさまにも、同じように思うはずです。
ぜひ、『テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本』行ってみてください。
OPAM展覧会情報
会期：2023年11月25日(土曜日)から2024年1月21日(日曜日) ※12月19日（火曜日）は休展
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