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「南蛮BVNGO(ぶんご)交流館」に行ってきました!

掲載日2021年12月24日

『行ってきました』ブログは、naanaの企画・運営に参加する
ボランティアスタッフ『naanaパートナー』が、
子育てファミリーに優しい市内の施設やサービス、イベント等を
パパ・ママ目線で取材してレポートするコーナーです。

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こんにちは!naanaパートナーのむらい あやです。
今回は、南蛮BVNGO(ぶんご)交流館に行ってきました。

南蛮BVNGO(ぶんご)交流館は、
大友宗麟の歴史や宗麟の生きた時代を体感できる施設です。

「歴史」というと、若干拒絶反応が出てしまう私ですが、
今回は、「子育て中のママが子どもと一緒にちょっと寄り道観光しました」
シチュエーションで皆さんにご紹介したいと思います。

南蛮BVNGO(ぶんご)交流館に行ってきた感想を一言で言うと
「楽しかった!行ってよかった!10年後も楽しみ!」
そんな結論に達した体験レポートを、

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南蛮BVNGO(ぶんご)交流館ってどんなところ?(現在)
古き良き時代を体感できる歴史公園って何?(過去)
10年後の南蛮BVNGO(ぶんご)交流館(未来)
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の三本立てでお届けします。

【南蛮BVNGO(ぶんご)交流館ってどんなところ?(現在)】

大分駅から東に歩いて15分くらいの大分市顕徳町にあり、
黒い外観が特徴的なこじんまりとした建物です。
観覧料も広々駐車場も無料で利用することができます。

入口入ってすぐの、ガイダンスコーナー、交流ゾーンで
大友宗麟公を猛プッシュされます。

衣装コーナーも併設。
観光地でのなりきり仮装はちょっとしたお楽しみですね。
(※現在はコロナウイルス感染拡大防止の為、休止しています)


※現在展示のみになっています。

空撮された大分市府内の写真と「府内古図」もありました。
宗麟の生きた500年前の戦国時代と現在の地図を見比べると、
お寺や道など現存してる場所も発見。

歴史ゾーンでは展示と趣向を凝らした映像、
シアターゾーンでは大型スクリーンに大迫力のCGムービー、
現在にいながら、宗麟公の活躍した時代をギュギュッと濃縮して体感できました。

茶の湯ゾーンは本格的な茶室と、一部発掘されたお茶道具も展示されていて
現在と過去が違和感なくコラボレーションされてます。
写真の中に発掘品が写ってますよ。さて、どれでしょう。
是非、発掘されたお宝品を探してくださいね。

交流館入口から交流ゾーンを抜けて、庭園デッキへと出て
大友氏館跡庭園を見ることができます。
※庭園は交流館を通らずに観覧可能です

【古き良き時代を体感できる歴史公園って何?(過去)】

庭園デッキから見える広々とした和風の庭園は「大友氏館跡庭園」です。
10年ほど前に発見された庭園跡の遺跡を発掘調査後また大切に埋め戻して、
地上に庭園を復元してしまいました。
大がかりな上に、遺跡への愛情と歴史への畏敬の念を感じます。

お庭の広さ(5000㎡以上)から想像される大友館はきっと大豪邸に違いない!
想像力で補いきれないときは、庭園横の広大な更地へどうぞ。
「大友館VR体験ツアー」も準備されています。

庭園とその周辺は子連れでのんびりお散歩コースにぴったり。
四季折々の木や草花を愛でながら散策してきました。

南蛮BVNGO(ぶんご)交流館周辺は、発掘作業真っ最中です。
発掘した遺跡から見える歴史や文化を守りながら、
交流館や庭園に来た人を数百年前にタイムスリップさせる施設。

このような歴史的価値も高く、文化資源も多い場所が公園として整備されると
「歴史公園」と呼ばれるそうです。

九州の代表的な歴史公園といえば、「吉野ケ里遺跡」。
大分県内では、岡城跡もありますね。

家族旅行でも目的地以外で、歴史公園を散策しました。
沖縄では、首里城を巡ったこともよい思い出です。

「歴史公園」は過去に思いを馳せる所でもあり
地域活性や観光にも一役買っている場所なんですね。

【10年後の南蛮BVNGO(ぶんご)交流館(未来)】

史跡大友氏遺跡はこれから整備が進み、2030年を目標に
大友氏館跡歴史公園(仮称)になる予定なのだそうです。

南蛮BVNGO(ぶんご)交流館周辺の発掘調査を終えたのちに
大友館跡庭園のほか、歴史体験のできる建物の復元も予定されています。
歩いて楽しく学べる憩いの歴史公園が、大分市中心部に完成するんですね。

実は、南蛮BVNGO(ぶんご)交流館は一時的な施設で
公園の整備が進むと、歴史文化観光拠点施設として生まれ変わるのだとか。

10年後は南蛮BVNGO(ぶんご)交流館という名前でなく、
建物もなくなってしまうかもしれません。

でも、歴史公園の成長とともに、南蛮BVNGO(ぶんご)交流館も
皆さんに、今!是非!楽しんでいただきたい施設だと
取材を通して感じました。

【おまけ】
南蛮BVNGO(ぶんご)交流館は
大分市の「赤ちゃんの駅」にも登録されてて、
授乳室も設置されていました。
お気軽にご利用ください。
https://www.naana-oita.jp/know/goingout/babystation
※ご利用の際は交流館スタッフへお声がけ下さい

【おまけ2】
南蛮BVNGO(ぶんご)交流館の駐車場から
線路敷ボードウォーク広場という遊歩道に通じています。
こちらも子連れお散歩に絶好のポジションでした。

取材にあたり、大分市教育委員会文化財課の長(ちょう)さんに大変お世話になりました。
交流館の皆さん、ボランティアの皆さんも温かい対応ありがとうございました。

南蛮BVNGO(ぶんご)交流館
https://www.city.oita.oita.jp/o204/bunkasports/rekishi/koryukan/top.html
南蛮BVNGO(ぶんご)交流館 facebook
毎月のイベント情報をチェックするならこちら。
https://www.facebook.com/oita.otomo/

《参考資料》
史跡大友氏遺跡整備基本計画(第一期)令和元年度改訂版を策定しました
https://www.city.oita.oita.jp/o204/kihonkeikaku.html


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これからもnaanaパートナーが子育て中の親目線でレポートしていきます。
皆様、お楽しみに!

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