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こどもとおでかけ・体験活動

ひとくちメモ

「外出時の離乳食」
離乳食期にお出かけするとき、食事の時間にかかると離乳食のことが気になります。
水分が多く含まれている離乳食なので、常温で何時間か保存したものを食べさせるのは傷みも心配です。そんなときには、市販されているビン詰めやレトルトの離乳食を利用してはいかがでしょう。
見た目でビンから直接食べるのを嫌がる場合もあるので、使い慣れたお皿に移してあげると気分も少し違います。またフリーズドライの離乳食とお湯を持参する方法もあります。お出かけの予定があれば、事前にいくつかの種類を食べさせてみるといいですね。
手作りのものはよく食べるのに、市販品は味が合わず、食べてくれないということもあると思います。そんな場合は、家庭で清潔に作った離乳食をクーラーボックスに入れて持参するという方法もあります。

ひとくちメモ

「抱っこで命は守れない」
車の衝突事故が起こると、乗っていた人には前方に投げ出される力が働きます。この力は、時速40kmで衝突したときでも体重30倍以上に。もし、衝突事故が起こったときにシートベルトをしていなかったら、体重10kgのこどもの場合でも300kgの力で前方に投げ出されることになります。その結果、脳や内臓などが破壊され、命にかかわることも。こうした事故のときに赤ちゃんを守るには、きちんとチャイルドシートに座らせて、座席に固定することが重要です。
ところが、「面倒だから」とか「こどもが嫌がるから」とこどもをチャイルドシートに座らせず、親が抱っこして車に乗っている姿をよく見かけます。でも、2006年の交通事故データを見ると、チャイルドシート不使用で事故にあったこどもの致死率は、使用していたこどもの約9.3倍にものぼっています。こうしたデータからも抱っこではこどもの命は守れないことがわかりますね。チャイルドシートは、こどもを守る命綱です。道路交通法でも義務付けられていますから、新生児期からきちんと正しい使い方をして、こどもの命を守りましょう。

ひとくちメモ

「快適な車内環境づくりを」
赤ちゃん連れで車で移動するときは、車内の環境にも気を配りましょう。温度調節や換気は、できるだけこまめにすることが大切です。
また、どんなに短い時間でも、赤ちゃん・こどもを車内に一人で置くことは絶対にしないでください。秋冬でも、天気のいい日には閉め切った車内の温度が上昇し、脱水を起こして命にかかわることがあるからです。

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