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えのぐ遊びで夜の山!

掲載日2025年6月4日

『めっきらもっきら どおん どん』という絵本が大好きならいおん組。何度読んでも楽しくて、お話の中の妖怪のキャラクターが本当にいたらいいな~と思いを馳せています。

近くの公園に散歩に出かけた日のこと。
公園の中で、絵本の中に出てくるのと同じような穴のあいた木を発見!!「みんな見て!めっきらもっきらの穴や!」と、そっと穴をのぞいてみます。“本当にいるのかな?”“いや、いないかも”と、絵本の世界と現実の間で揺らぎながらイメージや期待を膨らませて楽しんでいます。

「本当にいたら会いたいな」「保育所に遊びにきてくれないかな…」と、つぶやく声に「夜やないと来んやろ」「山の中が好きなんで」と、返す声が。こどもたちのそんなつぶやきから、みんなで“夜の山”を作ることになりました。絵具とローラーを準備していざ、夜の山作り開始!!

真っ白い紙に、山の緑と夜の紫がだんだん広がっていきます。「夜チームがんばるぞ」「山チームも行くぞ」と、なぜかチームが出来上り、どんどん塗り広げていきました。

だんだん白いところが少なくなってきて、山の色と夜の色が混ざり合って、深い色合いになってきました。
「ここがまだやな」「こっちがまだ白いよ」と、友だち同士で声を掛け合いながら楽しんでいましたよ。

そして、ついに“夜の山”が完成!
これを、クラスの壁一面に飾って、お部屋を“夜の山”にするそうです♪妖怪たちが来てくれるといいな。

こどもたちのつぶやきを取り入れて、遊びを展開していくことで、こどもたちの“やってみたい”という気持ちを大事にしていきたいと思っています★

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